Cha-ya BunBuku

日本古来のお茶とごはん

昔からあって、身近で、単純で、皆が見落としてしまいそうな、、、。
案外、そういったところに大切な意味や思いがつまっていたりするもんです。
茶、ごはん、おかず、酒、そしておやつ。和食のもつ引き算の美味しさ。
大切にしたいのは、料理を作る時も接客をする時もやさしく丁寧に向かい合うということ。そうすると素材は自体の旨みを最大に出そうとする。
お客様は心まで満たされた気持ちになる。
不思議だけど、思いは必ず伝わるものです。
宮地 祥生
茶師

分福茶釜とは言いますが、そもそも「福」という文字は、祭壇にある酒で満たされた大甕に皆が手をそえている、すなわち分け合っている姿がもとになっているそうです。日本人に脈々と流れるその想いを受け継ぎながら、私達も食を通じて、皆様と福を分け合いたいと思います。 胃の言う事によりそって…… おくどで炊き上げた滋味深き味わいのごはん。米の素材力を活かし天然酵母のみで醸された樽酒。大きな銅釜でゆっくりと沸かした湯で淹れる香り豊かな釜炒り茶。質素ながらも優しく丁寧に仕上げた、分福ならではの贅沢な味をお楽しみ下さい。

湯を銅釜でゆっくりと沸かし、宝瓶にその湯を程よく満たし、目安として30~40秒、茶の色を見ながらお好みの濃さになるまで待ち、茶碗に静かに最後の一滴まで注ぎきる。

一煎目は 炒りの味

二煎目は 茶葉の味

三煎目は 茶木の味

四煎目は 大地の味

と言われており、土壌から無農薬で育て、茶葉を折り畳むよう丁寧に釜炒り仕上げをしたお茶は、むしろ三・四煎目が真骨頂です。  煎を重ねるごとに優しく変わりゆく、分福ならではのお茶の味をどうぞご賞味ください。

     -BunBukuのお茶とごはんの楽しみ方- 

日本古来の希少なお茶とご飯を気軽に自由に、楽しんで頂きたい。然れどもお勧めの食べ方も勿論御座いまして、のりとお塩を加えお茶漬けにすること。そこで昔のこんなエピソードをひとつ。たまたま目に留まりましたら、一度お店でお試しください。

「 湯漬けを持て 」

桶狭間の合戦を目前した信長公は部下にそう命じ、運ばれてきたそれを立ったままかき込み、戦場に赴いて行ったそうです。私達は米を炊きそれを一旦冷まし湯をかける事で、出来たてのご馳走として湯漬けを食してきたのです。大陸から伝来した茶の普及に伴い、千年もの長きにわたり、私達が親しんできた湯漬けは茶漬に姿をかえ、大衆の中に広まっていきました。そして茶漬と共に誰もが制限なく食べられるおかずが漬物でした。そう茶漬こそ日常茶飯。私達が食べ慣れてきたソウルフードなのです。

 立って食べて良し

 座って食べて良し

めしを茶碗にうつしたら、あんばいで薬味や漬物をのせ、好みのタイミングで茶をかけて、サラサラと粋にめし上がれ。

 
BunBuku tea is gentle on the body.

分福茶

分福のお茶はここから始まります。味わい、香りともに優しさに包み込まれます。

炒り緑茶

爽やかな甘みが感じられます。低温でじっくり火入れをした茶葉の風味が生きています。

炒り紅茶

完全無農薬で作られた有機紅茶です。渋みが少なく、自然な甘みと香気があります。

ほうじ茶

ほのかに花香のするお茶です。香ばしい味わいの一方でカフェイン少な目の飲みやすさを併せ持ちます。

変わり種

茶葉の個性を生かし、丁寧に作られた一品です。お茶づくり名人の情熱と愛情に日本茶の未来を感じます。

茶屋 分福

〒651-0086
神戸市中央区磯上通6-1-9
TEL 078-271-1233

・ 営業時間 11:00〜17:00

※お食事が無くなり次第、終了する場合も御座います。

 

Cha-ya BunBuku

Please enjoy the luxurious taste that is unique to BunBuku, which is simple but carefully finished.